屋形船の用途は様々
スポンサードリンク
屋形船は、今では誰でも気軽に楽しめるようになりました。独特の風情があり、春には花見に、夏には花火大会、そして1年を通じて宴会や船旅に利用することができます。一度体験してやみつきになった、まだ乗ったことはないけど乗ってみたい、という方もいらっしゃるかと思います。そんな屋形船を皆さんも堪能してみてはいかがでしょうか。
屋形船が始まったのは江戸時代と言われています。江戸は隅田川を中心に水上交通網が発達しました。そんな折、豪商や大名などが競うように自前の屋形船を造るようになりました。最盛期には装飾は豪華さを極め、金・銀・絵画などの装飾を凝らした船が登場し、世間の注目の的になりました。あまりに華美すぎたため、幕府から禁令が出るほどであったようです。江戸時代以降は、庶民の間で親しまれて明治・大正・昭和と続いてきました。 戦後には、河川の水質汚染が原因で人気にかげりが生じてほぼその姿を消すところまでいきました。 しかし20年ほど前から、名所めぐりや花火大会の鑑賞などのイベントの企画として、屋形船による周遊というものが売り出されたことから人気が復活しました。
屋形船には「貸切」と「乗り合い」の2種類があります。「貸切」は、グループで船を貸し切りします。船は10人程度の小さいものから、20人前後の一般的な大きさまであります。価格は、一人1万円〜1万5千円程度に設定されています。 「乗り合い」は、一隻の船に複数のグループが乗り合わせます。少人数でも気軽に利用でき、価格も1万円弱と貸切よりも若干お得な設定になっています。ただ、人数がそろわなければ出されないため、毎日出るとは限りません。 料理は、たいていの屋形船では船の厨房で作った天ぷらと刺身がメインとなります。また、お酒は通常飲み放題です。
最近では、屋形船の利用形態も多様化してきました。宴会だけでなく、結婚式の披露宴や会議・研修などで利用されたりします。 時代は江戸から東京へ。街の景観は変わっても、屋形船の人気はまだまだ失われていないようです。まだ利用されたことがない方は、友だちを集めて体験してみてはいかがでしょうか。